思い出ばかりに包まれて今日も明日も泣いて過ごすのだ。

彼が私の前からいなくなってから今日までどう過ごしてきたのか。


自分のことなのにふと笑ってしまうことさえある。


これから先、彼以上の出会いもないだろうし、たとえそんな出会いがあったとしても


私は気がつかない、そんな気がしている。


仕事さえもどう終わらせてきたのか、思い出すと恐くなる。



私にとって彼は大きな存在だった。


そんな彼とどうして一緒にならなかったのだろう。


求められた時に、素直に彼の元に行っていたら。


私の人生は彼を失っても今のような抜け殻にはならなかったかもしれない。





彼の死後。


数回彼の家で彼のご両親とお話をした。


年老いた彼のご両親から頂いた彼の子供の頃の写真や彼が集めていた


おもちゃの宝箱を見てまた「私は立ち直れない。まだ彼のことが大好きなんだ。」


と思い知らされた。


彼の思い出ばかりに包まれて、今日も明日も泣いて過ごすのだ。


そう思いながら家に戻った。










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